「稼ぐ力」とは
稼ぐ力とはどんなイメージがあるでしょうか。 検索すると 「稼ぐ力」とは付加価値を生み出す力であり、 地域の「稼ぐ力」は、個人と企業、 それらが立地する地域の有形・無形の資産からなる と定義されています。 先日の首相の施政方針演説でも 地方創生の話もありました。 産官学の地方移転と創生や 地方イノベーション創生構想 等 付加価値の議論もさらに活性化しそうです。 稼ぐ力とは、自分の仕事に付加価値をつける つまり、経験にプラスαをつける「力」 付加価値とは 企業による事業の結果として生み出された製品・サービス等の 価値の中で、それぞれの会社がその活動自体から生み出し、 付け加えた価値のこと。とあります。 日本の製造業は、この付加価値をつけた製品を 販売することで発展してきたと思います。 例えば、 デザインが優れているといった格好良さ そこに、耐久性に優れて安全性が高いと プラスαの付加価値をつけることで売り上げを上げてきました。 もちろん、付加価値は多岐にわたりますので 必ずしも安価であるばかりではないと思います。 個人に置き換えると 会社を稼がせる力 いただいている給料より売り上げを上げる力。 と考えるとわかりやすいかと思います。 時給単価にして、いくらぐらい売り上げに貢献できているのか。 また、原価低減でも売り上げになりますので どのくらい生産性をアップしているのか。 換算しやすいと思います。 フリーランスや独立している人であれば、 いくつかの副収入つまりゼロから立ち上げる力、 ゼロからでも、自ら仕事を立ち上げれる力。 なかなか大変ではありますが たくさん稼ぐのではなく、お金をいただく仕事 と考えると意外とできているのではないでしょうか。 稼ぎ力には、時代の変化に対応できる 潮流を読む力が必要になります。 アンテナを立てて今の時代に合わせて 自分の持っているスキルや経験、知恵を 今の時代に掛け算をしてアウトプットできる力、 会社に依存せずにキャリアの選択肢が多い人、 キャリアの選択肢とは必ずしもすぐに稼ぎに つながっていなくても、選択肢があるかどうかです。 売上を上げることができる そんなキャリアの選択肢が多い人、 というのが稼ぐ力が高いと 評価されると思います。 稼ぐ力を強化するには、 専門的なスキルを身につける。 そんな方法もあります。 ただし、この専門性、専門的なスキルは 確かにUSPなどスペシャリストになる エッジを立ててそこに仕事を見せていく、 というのも一時よく言われました。 反対にジェネラリストだったら何がいけないのか、 今の時代ジェネラリストの存在がとても貴重です。 みんながスペシャリストを目指したら、 当然それをまとめる人、段取りする人が必要です。 つまり、俯瞰して物事を見る力、 巻き込みながらそれができる力、 それも専門的なスペシャリストであると思います。 要件としてあげるのならば、 人を動かす力、 情報収集力、 市場理解力、 リーダーシップ力、 紹介される力、 傾聴力、 周りに気配りできる力、 そんな力を言うのかもしれません。 改めて私自身のことを振り返ると、 他より長けているかなと思う力は「変換力」です。 何か難しい言葉を日常のあるもの、 例え話に置き換える力。 在庫管理であれば冷蔵庫の中身と一緒 段取りであれば料理を作る力、 例えるのは、あまり苦になりません。 またファシリテート力であったり 言語化する力、あと物事を進めていく設計力。 そんな力は、少し長けている気がします。 人よりちょっと引い出ているものを見つけてみませんか。 そして、それらを磨いていくことです。 今年は生成AIの日本語版がかなり台頭してきます。 単なる調べる検索で使うだけじゃなく、 プレゼンテーション資料や 図の作成、 調べて要点をまとめてくれます。 至るところでAIが動き始めます。 まだまだ日本人はITリテラシーが低いと言われています。 もし、私には得意分野がない。 なんて感じているのであれば、このAI活用のプロ になれるチャンスでもあります。 いきなり、大ぶろしきを広げるのではなく、 AIというものを入口だけでも学んでみるのも キャリアの選択肢の一つになると思います。 先日より、 カイゼン勉強会をスタートしていますが、 AIの話、情報収集力の話、プレゼンテーションの話、 ファシリテーターなど、毎月テーマを変えながら 一緒に学ぶ時間を作っていく予定です。 よかったら、ご参加くださいね。 今日はここまで、また来週お届けいたします。